関連施設
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横浜市立大学附属市民総合医療センター
横浜市立大学附属市民総合医療センターは1871年設立の横浜仮病院をルーツとし横浜共立病院、十全病院と引き継がれ横浜市立大学医学部設立の母体となった歴史ある病院です。当院のリハビリテーション科は1968年に独立した診療科として我が国でも最も早く開設されました。心臓リハについても県内で最も早く始めています。開設当初よりチームで医療を提供しており、多職種の緊密な連携でより良い、安全な医療を提供しています。高度救命救急センターがあり多発外傷、心疾患急性期、重傷熱傷など他院では経験しにくい症例のリハを担当しております。
神奈川リハビリテーションセンター
当センターは1973年に設立された歴史ある病院です。脊髄損傷を中心に、切断、脳卒中、脳外傷、神経疾患など経験でき、ボツリヌス療法やITB療法も積極的に行っています。中でも筋電義手では、寄付金を募って支援しています。スタッフはPT、OT、ST、心理、体育科、職能科、エンジニア、義肢装具士、相談科と多職種からなり、家庭復帰、復学、スポーツ、就労支援などリハビリテーション科医として貴重な経験ができます。
神奈川県立総合療育相談センター
当センターの業務内容は県立療育センター業務が9割で、他に県更相補装具判定業務も行っております。外来診療はリハ、整形、児童精神、小児神経の各科で毎日行っており、装具外来は毎週実施しています。対象は肢体不自由(減少傾向)、医療ケア&重心児者、知的を含む発達障害で、0歳から高卒までを定期的に、必要なら成人期までフォローしています。当科新患は140人/年おり、常勤療育スタッフは、PT・OT・ST・心理・CWがいます。こども医療センターや児相と協働し、県域市町での巡回リハや支援学校医事相談へ出張もすることもあります。
神奈川県立こども医療センター
当センターは、小児の総合病院と障害児入所施設からなり、小児難病・慢性疾患や先天性疾患及び障害児の医療、周産期や三次救急医療等を中心に専門医療を行っています。リハ科では、各診療科の専門医療の一環として、周産期ハイリスク、脳性麻痺・二分脊椎等の中枢神経系や神経筋疾患、先天異常症候群、小児がん、先天性心疾患等様々な疾患や障害を有する新生児・小児の、急性期・回復期リハ、発達支援、補装具作製等を行っています。
神奈川県立がんセンター
神奈川県立がんセンターは、415床のがん専門病院です。リハビリテーションはがん患者さんの治療と生活を支える役割を担っており、がん自体やがん治療によって生じる全ての身体精神機能障害が対象です。四肢麻痺、高次脳機能障害、嚥下障害、切断、人工関節、内部障害、廃用、周術期、緩和ケア等様々な分野に渡って、PT・OT・STと共にリハビリテーション医療を提供しています。補装具外来、リンパ浮腫外来も担当しています。
横浜市総合リハビリテーションセンター
横浜市障害者更生相談所
当センターは横浜市の地域リハビリテーションの中核機関として、総合的かつ専門的な機能を持っています。当科は、センター内の多岐にわたる部門とチームアプローチで活動を育み、社会参加を目指しています。脳・脊髄疾患、四肢の切断など様々な疾患、障害に対して機能回復から自立生活、社会生活に至る一貫した支援を行うとともに、高次脳機能障害のある利用者の就労支援、補装具や環境整備の調査研究にも取り組んでいます。センター内にある横浜市障害者更生相談所は身体と知的障害にかかわる様々な判定・相談・支援を行う公的機関です。
よこはま港南地域療育センター
当センターは市内8館目の地域療育センターとして2013年4月に開所しました。一次支援に始まり相談部門・診療所・障害児通所施設(児童発達支援)があり、11職種が働いています。近年は担当2区で出生したお子さんの9~10%が就学までに相談に訪れており、そのニーズも多様です。子どもの複雑な障害構造を評価し、多職種チームを最大限に機能させ、地域を含めたシステムのあり方を考える仕事は、リハ医療の特質をもっとも活かせるものと感じています。
横浜市立市民病院
横浜市立市民病院リハビリテーション科は、医師2名、理学療法士20名、作業療法士8名、言語聴覚士5名で、急性期病院のリハビリテーションを担っています。リハビリテーション科医は、病棟主治医を担当しておらず、併診にて、リハビリテーション処方を担当しています。2020年に新病院となった、比較的新しい病院です。
横浜市脳卒中・神経脊椎センター
リハビリテーション科には医師5名が所属し、いわゆる回復期の入院リハビリテーション治療を主に担当しています。脳・脊髄・末梢神経疾患、切断等を対象として、85名程度が入院しています。その他、急性期および外来ハビリテーションも担当していますので、急性期~回復期~生活期と幅広く診療しています。
川崎市総合リハビリテーション推進センター
川崎市総合リハビリテーション推進センターは2021年に障害者更生相談所と精神保健福祉センターを統合して設立された施設です。当センターと南部・中部・北部3か所の地域リハビリテーションセンターにより、補装具外来、在宅リハビリテーション事業等を展開しており、障害者を一人の生活者として診て、姿勢保持装置も含めた補装具処方、社会復帰・参加を進める生活期リハビリテーションの経験等を積むことができます。
写真は、高塚先生(中央左)、小林(中央右)と地域リハビリテーションセンター、れいんぼう川崎のリハビリテーション専門職・社会福祉職の一部です。
れいんぼう川崎
れいんぼう川崎は総合支援法に基づく障害者支援施設で、入所での生活介護事業、短期入所事業、自立訓練事業、在宅リハビリテーション事業を運営しています。福祉職とリハビリテーション専門職が密に連携し、多事業を必要に応じて使い分けながら、地域での生活に根差したリハビリテーションを行っています。川崎市の地域リハビリテーション体制を行政職とともに作り上げてきた施設でもあり、今後もその発展に貢献していきます。
鎌倉リハビリテーション聖テレジア病院
鎌倉リハビリテーション聖テレジア病院は128床の回復期リハ病棟を有する病院です。医療での外来リハの他、介護保険の通所リハ、訪問リハにも対応しています。回復期リハは退院がゴールではなく、そこが生活期のスタートになります。その方に望ましい身体の状態や環境を整える、まさにre-habilisと言える現場で働いています。ちなみに、病院前の坂を下った江ノ電の踏切はとあるアニメの聖地になっていて、観光客でいっぱいです。
千葉県千葉リハビリテーションセンター
当センターはリハ病院、医療型障害児入所施設、障害者支援施設、県地域リハ支援センター、高次脳機能障害者支援センターなどの部署があり、医学的リハから社会・職業リハに至るまでの包括的リハを提供しています。他の研修施設では経験しにくい、小児リハ、脊髄損傷、高次脳機能障害、切断等の症例を多く経験できます。また痙縮治療、ニューロリハビリテーション、ロボットリハビリテーションなどの治療、臨床研究を行っています。